鍼治療
鍼灸治療の効果
肩コリ、頭痛、腰痛、神経痛、関節痛など様々な疾患や症状に適応します。
また、経絡といって身体の気の流れなども調整したりと鍼灸の効果範囲はとても広いのです。
自律神経を整える働きや血液循環を良くしたり、免疫細胞の増加・活性化にも作用があります。
当院の鍼灸治療
鍼というと「痛いんじゃないか」「ちょっと怖い」などというイメージがある方が多いのではないでしょうか?
当院の鍼治療はあんまり痛くありません。たまに「チクッと」する痛みがある時はありますが、基本的に低刺激で症状が改善できるように取り組んでいます。
鍼を刺して痛みが強くなるのには、一つに鍼の太さがありますが、当院が使っている鍼はとても細いものですので、その点も安心材料かと思います。
鍼治療の効果を上げるために東洋医学と西洋医学を混合した「統合医療」を採用しています。
「統合医療」とは、東洋医学だけではよくならない。西洋医学だけではよくならない。といった症状や考え方を偏らずに、両方良い部分を合わせて総合的に身体を診ていくことを言います。
当院ではそういった、統合医療を踏まえ患者さんの症状に対してアプローチしていくことが必要であり大切なことと思っています。
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効果的な症状とは
- 四十肩・五十肩
- 慢性腰痛
- 坐骨神経痛
- 腱鞘炎
- 柔軟性向上
- 寝違え
- 自律神経の乱れ
- 頭痛
- 肩こり・首こり
- 変形性膝関節症
- しびれ
- テニス肘
- つっぱり感
- 冷え性
- 野球肘
- 手術後の痛みや違和感
- むち打ち症
- 疲労感・倦怠感
- ストレートネック
- 足底筋膜炎
- 捻挫・肉離れ
寝違え治療
寝違えは、損傷程度や損傷部位、また炎症症状もまちまちのため、寝違え治療も色々とアプローチを変えながら行っています。
ですが、まず改善しなければいけないものがあります。
それは、関節の動きです。
どの寝違えでも関節の動きは必ず悪くなります。なので、関節の運動性。また、連動性を先に回復させる必要があります。首の関節はいくつもの骨で構成され、お互いに連携しあって関節が動いています。
寝違えにより、上手く動かなくなってしまった首の関節をスムーズに動くようにしていきます。
3,800円
※初診料込み
寝違えの原因
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寝違えの大きな原因は寝返りと、歯ぎしり、食いしばりです。
この3つが3大要素です。
この原因が重なり合ったり、もともと負担が大きかったりすると、朝起きてピキッと痛い。ズキズキ痛いという状態になります。
よく、ソファなどで寝ていて、寝違えを起こすと思いますが、寝返りを打たないと寝違えてしまうことが多いです。また、枕が合わなかったり、首の疲労が蓄積していたりすると、寝違えてしまう可能性もあります。
寝違えの場合、頚椎(首の骨)の関節の障害(関節包や靭帯)や腋窩神経、斜角筋など様々な組織が損傷している可能性があります。損傷した部分で炎症が発生しています。
そして、損傷部位は相互に絡み合い、動きの連動性がなくなってしまいます。
寝違えと一括りにしてしまいますが、原因も負傷内容も違いますし、痛みの程度や回復日数まで変わってきます。
その寝違え一つ一つ分析して、どこがどう損傷しているのか。また、どういった治療が効果的なのかは変わってくるということです。
また、腋窩神経の絞扼や小胸筋、顎関節なども多くの影響を及ぼしますので、そういった一見寝違えに関係なさそうな筋肉や神経にもアプローチしていきながら改善を図っていきます。
どのような治療法?
- 寝違え治療では、治療しないといけない部位が多岐にわたります。当院ではオリジナルの寝違え改善法を行っています。損傷程度や範囲により治療内容や治療範囲も変えないといけません。
頚椎・胸椎・肋椎・胸鎖関節・肩鎖関節など色々な関節の改善をし、筋肉の正常な働きを促していきます。
関節の動きは0.5ミリ~2ミリの間で起きています。
その微妙な動きを手技によって改善していきます。痛いところを揉んだりはしません。
そして、とても大きな問題として、炎症があります。
この炎症がどの程度強いのか、範囲はどの程度なのかによって、治療効果も変わってきます。特に、痛かったから家で首や肩を揉んで来られる方が多いのですが、揉まれると炎症が広がり取りづらくなります。炎症を改善する治療器や手技によって、改善していきます。
寝違えで引き起こされる症状
- ・首、背中、肩の痛み
- ・可動域の制限(左右や上下に向けない)
- ・張り感
- ・違和感
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頭蓋骨調整

頭蓋骨調整とは
骨盤調整と同じように、ソフトな頭蓋骨調整法です。
頭蓋骨は23個の骨で構成されています。
頭蓋を構成する骨の分類は、10種16個の頭蓋骨と5種7個の顔面骨により構成されています。皆さんが思っているより骨の数は多いと思います。
この合わせて23個の骨が少しずつ動いて呼吸ができたり、衝撃を和らげてくれたりしています。
23個の頭蓋骨と、頚椎(首の骨)が特に連動性が高いですが、この骨(関節)の動きが硬かったり、動きづらい状況にさらされていると、どんどん不調になっていってしまいます。
身体のどこの骨や関節でもそうなんですが、スムーズに動かなくなったところを起点に、身体の不調が始まります。
頭蓋骨の場合は、顕著に頭痛やめまい、耳鳴りなどに現れたり、頭が重いや、考え(思考)が鈍くなってきたりします。
その骨(関節)の動きをスムーズにし、頭をはじめとする身体の不調を改善していくのが、頭蓋骨調整です。
頭を色々な角度から触って調整していきます。
痛くもなく、リラックスして受けれるのが特徴です。
3.000円
- 頭蓋骨は主に、脳を守る役割をしています。
- そのため、骨という硬い素材で構成されていますが、それでも人間は硬いだけでは機能しません。
- 頭蓋骨には関節は、顎関節くらいしかないのですが、その他の多くの骨は縫合というつながりで骨がくっついています。
- その縫合部分が硬くなってしまうのです。
なぜ硬くなるのか。
それは、縫合自身もなんですが、骨を包んでいる骨(骨膜)や筋肉を包んでいる筋膜、皮膚などが硬くなってしまうと連鎖的に硬くなっていってしまうからです。
- 皮膚の血流が悪くなったり、食いしばりが強かったり長かったりも原因の一つです。
- また、現代社会の情報過多と、考える時間や悩む時間が多く脳疲労を起こしている方も多いです。
- 脳疲労を起こすと、頭皮を始め頭にある筋肉が硬くなっていきます。筋肉が固くなってくると、頭蓋骨の動きが悪くなっていきます。
- 耳が硬くなっていたり、皮膚が突っ張っていたりするとわかりやすいかもしれません。
なぜ頭蓋骨を調整するのか
- 頭蓋骨の動きが硬いと、頭痛をはじめ多くの症状がでます。
- 頭周辺はもちろん、自律神経にも影響を与えるため、身体の様々な箇所に症状がでます。
- 頭蓋骨調整により身体によい影響を及ぼす事が出来ます。
また、頭蓋骨の動きが硬い方はストレッチをイメージして頂くと分かりやすいと思いますが、1度で改善するというより、何回か回数を重ねて徐々に頭蓋骨の動きが良くなるイメージです。
特に、口を開けたりすると音が鳴る方は、回数を重ねるごとに改善を実感できます。
頭蓋骨の動きが悪いと起こる症状
産中&産後の骨盤調整
妊娠中、腰痛になってしまう方が多くいらっしゃいます。
妊産婦の6~7割の方が腰痛で悩んでいます。
妊娠中はお薬も飲めず、電気治療も出来ません。
ですから、どうしたら良いか困っている方が多くいらっしゃいますが、当院が行っている『AKA療法』という骨盤調整法であれば、妊娠中であっても腰痛対応が可能です。
多くの妊娠中の方に施術を施していますので、安心してきてください。
産後の骨盤調整で悩まれている方も多くいらっしゃいますね。
産後に必ず骨盤調整をしなきゃいけないものではありません。
産後に痛みがあったり、違和感・不快感があるようなら必須です。
尿漏れが長く続く場合や、体重が落ちにくい方もおすすめします。
そして、当院では骨盤調整だけでなく、原因を探し必要な体操や運動も指導しています。
多くの方は1回の施術で改善します。
妊娠中・産後で症状があったり、不安なことがあった場合はご相談下さい。
なぜ産中に腰が痛くなってしまうのか
産中に腰が痛くなってしまう理由がいくつかあります。
①胎児が大きくなってくるとお腹が張り出してきます。その結果、腰椎の前弯が減少し負担が増えます。
②骨盤が開いていく過程で、骨盤関節がひっかかってしまう場合
③インナーユニットの協調運動の減少
④ホルモン分泌の急激な変化による心因性 の問題
など様々な要因で腰痛になってしまいます。
AKA療法(骨盤調整)を行うとなぜ良くなるのか?
色々な原因で腰痛がある中で、一番多い原因が骨盤関節のひっかかりや、靭帯の過緊張です。
その原因を取り除くには、骨盤関節のスムーズな運動を取り戻すしかありません。
ですので、胎児に影響を与えないように骨盤関節だけを調節することが必要になります。
アジャスト(ボキボキする調節)などでは衝撃が強すぎますし、施術者側も行うのが怖いのが現状で、なかなか妊産婦の施術をするところはありません。
ですが、AKA療法ならソフトな調整法なのでそれが可能になります。
もし、AKA療法で改善しない場合、TLテクニックと言ってほとんど揉まないで症状改善できる施術方法もありますので、ご相談させて頂きながら取り組んでいきます。
産後の骨盤調整の必要性
基本的に骨盤は産前の状態に戻ろうとしますが、元の位置に収縮しいていく過程で、骨盤関節がひっかかったり、上手く戻れなかった場合は痛みや違和感などが出てしまいます。
また妊産婦の時に、骨盤底筋群の筋力低下・靭帯伸長・横隔膜の筋力低下・内臓の位置の変異など、体内の状態が大きく変わっています。
妊娠前の状態に戻すためには、時間が必要です。
ただ、時間だけで元に戻りずらい方が多いので、骨盤調節や軽度の運動が必要になります。
尿漏れ・排尿障害や体重が減りずらいというのは、この内臓の位置や骨盤底筋群・横隔膜の働きが低下していることが要因になっている事が多いです。
当院では骨盤調節と合わせて骨盤底筋の筋力向上と、内臓の位置の早期改善を図るために、簡単な運動も指導しています。
以下に挙げるような症状がある方は早めに、調節しに来てください。
- 産後腰痛がある
- 産後恥骨痛がある
- 産後股関節痛がある
- 腰に違和感がある
- 産後尿漏れ・排尿障害がある
- 体重が落ちにくい
等症状がある場合は必ず行った方が良いです。
※症状がなければ産後の骨盤調節は必ずしも必要ではありません。