AKA療法について

 腰が痛い、腰が重いなどの腰痛は、厚生労働省の統計によると、日本人の約80%が経験していると言います。

その腰痛の原因は画像診断でわからないことが多く、痛みの原因追及がおざなりになっているのが現状です。

腰痛の原因は実際には脊椎や骨盤にない事の方が多いです。そのため、腰が痛いからと言って脊椎や骨盤に異常があると決めつけない事が大切です。

 従来の整形外科療法の腰痛治療は、保存療法手術療法が基本的な治療法です。保存療法とは、痛み止め等の薬を用いる薬物療法や、患部を温めたり電気治療で一時的に筋肉の緊張を解き痛みを楽にする理学療法があります。また、腰痛の画像診断の結果、腰椎の椎間板が突出し神経を圧迫しているように見えると、それが腰痛の原因と判断し患者さんに手術を勧めます。ところが、椎間板の突出(ヘルニア)は単にはみ出しているだけでは真に神経を圧迫しているとは言えません。そのため、他に原因がある患者さんは術後半年経つと再発します。本当に手術が必要なのか判断するためにも、AKA療法を受診することをお勧めします。

 AKA療法は私たちが日常生活の中で感じる痛みは、関節の内部の動きが正常に行われていない事が原因だと考えます。そして、関節運動学と関節神経学に基づいた運動療法によって機能異常を起こしている関節の動きを正常にし、痛みをとることを特徴としています。

AKA療法は施術者の手によって0.5mm~2mmくらいの動きを最小限の力で慎重に優しく扱う治療法です。骨盤にある仙腸関節の機能を正常化させる事を基本とし、身体各所の関節も正常化させていきます。身体を静止させた状態で、足の長さが違うという事や、背骨が曲がっている、骨盤が歪んでいる、肩の高さが違うなどということは、痛みとは関係ありません。それを踏まえたうえで、関節の構造や、症状に対してどのように治療して行くのかを判断していきます。

 AKA療法では、全体の約85%の腰痛が改善されます。そのうちの55%は完治することができ、残りの30%は痛みが軽減しコントロールすることができます。仙腸関節をはじめ、関節の動きを0.5mm~2mmくらい改善するだけで、痛みがとれる症例はとても多いです。痛みは関節が正常に動いてない時にでることが多いので、痛みの診断をする際には個々の関節を動かしてどこまでどのように動くのかという事が重要な要素となります。関節は矯正するのではなく、あくまでも関節包の中の機能を少し改善するだけで十分です。関節が動きにくい方向を少し修正してあげれば、その後は、日常生活で動いていく中で自然と関節が正しく動くようになります。

 AKA療法では、関節運動学に基づいた考え方をしています。関節運動学といっても、どのような学問なのかあまりなじみがないと思います。関節運動学とは、肘を曲げたり伸ばしたりするときの運動は目で見えます。この運動を骨運動と言います。この時、骨と骨の結合部である関節の内部も一緒に動いています。この関節内部の動きは、骨運動とは異なる動きをしています。このような関節の内部で起こっている動きを研究したのが関節運動学です。このように、関節運動学を利用して関節の遊びや関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動を改善していきます。

 

AKA療法は、腰痛の原因である仙腸関節の機能異常を手技で改善して解消します。その際、腰痛だけではなく他の関節の痛みや、冷え性や便秘、めまい、頭痛、神経痛などが一緒に治って驚かれる方も多いです。また、薬では下がらない高血圧や心臓神経症、眼精疲労、自律神経失調症などもAKA療法を行うことで改善される可能性があります。

AKA療法でとれる痛みは、関節の機能異常が原因です。

逆に、AKA療法でとれない痛みは関節の機能異常ではなく、病気や外傷によって起こっているものです。

整形外科で診断される肩の痛み、股関節の痛み、膝痛、テニス肘、などの運動器官の痛みのほとんどは、仙腸関節の関連痛であることが多いので、AKA療法によって改善することができます。

関連痛とは、仙腸関節に機能異常が起こると腰痛ばかりでなく、その影響で身体の様々な部位に痛みをもたらすことです。

 腰に限らず、遠く離れた場所にまで「関連痛」を引き起こす可能性があります。首や手、膝、足首等の痛みや違和感、痺れ、つっぱり感なども仙腸関節が原因で症状が出るものがあります。AKA療法で特に効果的で、顕著な症例はぎっくり腰です。ぎっくり腰は90%くらいのものが、急性で起きた仙腸関節の機能異常が原因です。また、慢性と言われる腰痛や、ヘルニア性の腰痛、腰椎分離症、腰椎滑り症、脊柱管狭窄症の大部分は機能異常から来るものです。

例えば、10人の腰痛のMRIをとると、5~7人くらいはヘルニアと診断されます。腰痛がなくても画像にはでます。そのため、ヘルニアと言われてもそれが必ずしも痛みの原因ではないという事です。さらに、ヘルニアで手術が必要な症例は、10%程度です。そのため、ほとんどの腰痛の方は、骨盤調整の適用になります。

 AKA療法は優れた治療法ですが、もちろん改善できるものと、できないものがあります。

それは、検査や問診をした上で、症状や機能異常の状態を見定めてお答えしています。身体の痛みや不調がありましたら、ぜひ一度ご相談下さい。

 

参考文献「腰痛 (よくわかる最新医学) 単行本 –」 著者 住田 憲是医師

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